2015.06.22住まいのお役立ち情報

子供部屋のインテリアには何が必要?子供部屋のレイアウトアイデア集

子供部屋のインテリアには何が必要?子供部屋のレイアウトアイデア集

もう赤ん坊ではないけれど、まだ自分で部屋作りをしようという年齢には届かない子供たちの部屋作りは大変です。基本的には保護者がレイアウトを考えることになりますが、部屋を使用するのは子供だということを意識しなくてはならないためです。

ここでは、子供部屋のレイアウトに関するアイデアを、必要なインテリアと共にご紹介します。

勉強と睡眠、シーンで分ける子供部屋レイアウト

子供部屋で子供がすることといえば、睡眠や勉強、室内遊びが中心です。親としては子供部屋を与えたからには集中して勉強してほしいという気持ちもあるでしょう。

そこでまずは、勉強する時は勉強する、寝る時は寝るといったように、生活のシーンごとに切り替えができるレイアウトをご紹介します。

【アイデア1】学習机とベッドを背中合わせに

・【アイデア1】学習机とベッドを背中合わせに

子供部屋に十分なスペースがある場合は、学習机とベッドを背中合わせにするレイアウトがおすすめです。背中合わせにすることにより、勉強している間はベッドが視界に入らないようになります。ベッドの長辺側を背中にするか、短辺側を背中にするかは部屋の形にもよりますが、コンパクトに収まるのは長辺側を背にするレイアウトでしょう。

クローゼットや本棚は、机とベッドを置いた後に残ったスペースへ配置するようにします。椅子を引いた際や扉を開けた際など、使う際に余分なスペースが必要になるものに注意しながら、収まりの良い配置を探してみてください。

【アイデア2】ロフトベッドの下に学習机を

子供部屋に十分な広さがない場合は、ロフトベッドを活用して、寝るスペースと勉強するスペースを上下で仕切る方法を検討しても良いでしょう。秘密基地のようなロフトベッド下の空間は、子供も喜ぶかもしれません。ただし、ベッドの下はどうしても手元が暗くなってしまいがちです。目が悪くならないように、必ずデスクライトを設置しましょう。

兄弟で一緒に使う場合の子供部屋レイアウト

子供が小さいうちなどは、兄弟姉妹で1つの子供部屋を使う場合もあるでしょう。この場合には生活のシーンに合わせてレイアウトを考えることも大事ですが、兄弟それぞれのテリトリーを分けることも必要です。続いて、子供部屋を兄弟で一緒に使用する場合のレイアウトをご紹介します。

【アイデア1】収納用の家具やベッドで仕切る

【アイデア1】収納用の家具やベッドで仕切る

子供部屋を家具で仕切る場合は、部屋の中央に収納用の家具を置くことをおすすめします。カラーボックスやサイドボード、ランドセルラックなど、何でも構いません。目隠しをするというよりは、ここからは自分の縄張りであるという目印、意識を切り替えるためのサインです。ただし、あまり大きな家具を置くと子供に圧迫感を与える可能性があります。子供の視点と同じ高さから、家具の高さをチェックすることをおすすめします。

例えば中央にサイドボードを置き、その両脇にベッドを置いて、学習机はベッドを背にして配置します。机が壁に向かうようにしておけば、兄弟の気配で気が散ることがありません。

ある程度広さのある部屋であれば、両側から使える二段ベッドを部屋の中央に置いて境界線とすることも可能でしょう。

【アイデア2】子供の視界を意識して家具を配置する

【アイデア2】子供の視界を意識して家具を配置する

家具を使わずに意識を切り替える工夫は、それほど大きな子供部屋を確保できない場合などに有効です。ベッドや机を直角に配置すると兄弟それぞれの視界がずれるため、それぞれの空間にプライベート感を出すことができます。

例えば、部屋の一方に大きな二段ベッドを置いたとしましょう。これにより学習机は残りのスペースに置くことになりますが、兄の机を南向きで配置した場合には、弟の机は西向きか東向きに置くようにしましょう。兄弟の机を並列に配置していると、他の兄弟が部屋にいる間は常に「自分以外の人間」が視界に入っていることになります。いくら兄弟といえども、勉強や趣味に集中したい場合は、視界に他人が入っていると落ち着かないものです。兄弟それぞれが集中し落ち着いて過ごせるよう、学習机の配置には十分注意しましょう。

おわりに

子供部屋のレイアウトの参考になりそうなアイデアは見つかりましたか?子供部屋は子供が長い時間を過ごす大切な空間です。勉強などに集中できるレイアウトにすることはもちろん、子供が毎日快適に過ごせるようなインテリア選びを心掛けましょう。