2015.10.07住まいのお役立ち情報

築何年目でリフォームする?リフォームを検討する目安とは

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夢のマイホームを建てたら、それでゴールだと考えてはいませんか?

住宅も私たちと同じように歳を取っていきます。住宅が劣化したり損傷したりした際に必要になるものが、「リフォーム」です。

リフォームやメンテナンスのタイミングは、土地の気候や劣化した部分などによって異なります。また、家族構成の変化がリフォームのきっかけになることもあるでしょう。

今回は住宅を快適な状態に保つための、リフォームを検討する時期の目安をご紹介します。

 

 

外壁の劣化チェック

6895-00020-2雨風や乾燥、直射日光から居住者を日々守り続けてくれる外壁は、最も劣化の状態を確認しやすい場所です。外壁の種類にもよりますが、ひび割れや変色、色あせやコケの繁殖が起こっていたり、手でこすった際に塗装や白い粉が手に付着したりする場合は、早めに対策を取りましょう。

外壁は築10?15年を目安にメンテナンスやリフォームを行うべきだとされています。長く快適に暮らせるよう、劣化具合のチェックを怠らないことが大切です。

 

 

 

 

屋根の劣化チェック

6895-00020-3直接触れたり、上ったりする機会がほとんどないため、劣化の状態を知ることがなかなか難しい屋根。

材質や種類によって異なりますが、屋根もやはり築10年ごろから点検をしっかり行い、リフォームの時期を考える必要があります。

コケに浸食されると屋根の素材が痛み、雨漏りの原因になる場合があります。その他にもひび割れはないか、錆びていないか、色あせはないかなど、劣化のサインを見逃さないよう気を付けましょう。

 

 

 

 

 

浴室の劣化チェック

6895-00020-4毎日の疲れを流す浴室は、思わぬ劣化が起こりやすい場所です。リフォームの目安は築10?15年と言われていますが、築10年が経過する前であってもメンテナンスやチェックを行うことをおすすめします。

リフォームのタイミングが遅れることによって修理費用がかさんでしまう場合や、古い浴室は新しい浴室よりも維持費が大きくなる傾向もあります。

また、目に見えない部分でも、土台が水で腐食していたり、シロアリの被害に遭っていたりする可能性があるため注意が必要です。

浴室内の壁や床のゆがみ、カビや排水溝の詰まりなどが確認できたら点検時期のサインです。できるだけ早めにリフォームし、省エネ設備を導入することによって、修理費用が節約できる上にランニングコストを節約できます。

ユニットバスの場合は築20?25年が交換の目安とされていますが、さまざまな可能性を踏まえて早め早めのメンテナンスを心掛けましょう。

 

壁紙の劣化チェック

壁紙は、5年を目安に張り替えを行うべきだとされていますが、使用5年未満でも汚れが目立ってきたら張り替えのサインです。

家族の集まるリビングや水回りであるキッチンでは壁紙の寿命が短くなります。また、喫煙者がいたり、子供がいたずら書きをしたりする場合も早めに張り替える必要があるでしょう。その他、変色やたるみなどが気になる場合にも張り替えをおすすめします。

壁紙を新しくすることで部屋の雰囲気が変わり、新鮮な気持ちで生活することができます。塗り壁のリフォームの目安は10年程度ですが、ひび割れや壁のはがれを見つけたら早めにリフォームを検討してください。

 

おわりに

住宅の部分ごとにそれぞれリフォームの目安がありますが、目安の時期に達していなくても、生活していて気になる部分がある場合はリフォームを検討することをおすすめします。生活していく上でのストレスは、早めになくしておくに越したことはありません。

たくさんの思い出が詰まった大切なマイホームで1日でも長く、そして快適に過ごしていけるよう、定期的なメンテナンスや適切な時期でのリフォームを行いましょう。