2018.10.27店長ブログ

中国出張での検品風景

無垢フローリングドットコム店長です。

先日、中国に弊社の仕入れ担当と一緒に行ってまいりました。

今回はオーク一枚ものを中心に無垢フローリングの検品と、別工場で複合フローリングの検品を行いました。

 

実は最近、オークの価格が非常に高騰しています。理由はロシアオークがワシントン条約の管理下に入り、輸出入をする際にロシア政府が発行する許可証が必要になり、国際的なオークの相場が高騰しているからだと言われています。

 

特に無垢のオークの長さ1820mmの一枚ものは価格高騰だけでなく、入手そのものが難しくなっています。

そんな中、「あまりたくさんの量ではないが、良質はオークが手に入った」と現地から連絡があり

一枚ものナチュラルグレードを作ってもらい検品に行ってまいりました。

 

こちらがそのオーク一枚ものナチュラルグレードフローリングです。

このように節も少ない良質のオークでした。

 

現地の検品はこの動画のように、一枚一枚を手で実際に触りながらとても丁寧に行います。

丁寧に検品しているのがよくわかると思います。

 

 

もちろん、私も検品してきました。こちらは含水率を計っているところ。

含水率もおおよそ10~12%ぐらいになっており問題ありませんでした。

 

こちらが検品後に梱包された状態です。この梱包の後、ビニールで1ケースづつ、包んで出荷します。

 

こちらはナラユニワイルドウォールナット色の検品で、表面のツヤの測定をしているところです。

弊社ではナラユニワイルドのツヤは約10%程度としています。

7.9%のツヤということで、問題ありませんでした。

 

無垢材にトラブルはつきものなのですが、このように丁寧に検品することで

今後も少しでもクレームが発生しないように努めてまいります!