2014.08.11店長ブログ

無垢材の伸縮について

本社ショールームがある兵庫県では台風による記録的な大雨で雨が2日間、振り続けました。

ショールームは1Fにありますので、路面の湿気をしばらくの間、吸い続けるので
無垢材がかなり伸びます。

こちらがショールームに展示しているアジアンウォールナットフローリング
P1090254

展示しているフローリングがすぐに取りはずしできるように、仮置きだけにしています。
釘・ボンドを使用していないので、材が伸びるとすぐに盛り上がります。
真ん中で床が盛り上がっているのがわかると思います。
P1090256

この状態が湿度が低くなってくると、完全に盛り上がりがなくなります。
P1090255

無垢材は湿度に応じて必ず伸縮をしますので、釘、ボンドで施工し、0.2mm程度(名刺2枚程度)の
隙間を空けて施工していただくことを必須にしています。

よく現場ではこの「少し隙間を空ける」ことが、「施工手間がかかってできない。」と言われるのですが、
その作業をしないとこのように盛り上がってしまいます。

基本的に施工指示書通りに施工すれば、突き上げ事故はほとんど起こりませんので、
施工指示書に従い施工をお願いいたします。

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