アジアンウォールナット材の豆知識 アジアンウォールナット材の豆知識

アジアンウォールナットは、価格の高いアメリカンウォールナットの代替品として世の中に出回っていましたが、今ではアメリカンウォールナットとの価格差はほとんどなくなりました。アジアンウォールナットは、クルミ科のアメリカンウォールナットとはまったく別物で、マメ科の広葉樹に属します。タイなどでは「ロックファ」と呼ばれており、インドでは、「インディアン・ローレル」とも呼ばれています。
基材は灰褐色ですが、オイルや塗料を塗ると杢目が引き立ち濃い黒褐色へと変化し高級感のあるモダンな空間を演出します。 アメリカンブラックウォールナットよりも重厚で非常に硬い材のため耐久性に優れ、一般の住宅だけではなく土足での重歩行にも適しており、レストランや結婚式場、自動車のショールームなどにも採用されています。ただし、比重の大きい分、湿度による伸縮は他の材より大きいので施工時は必ずスペーサーを使用して無垢材特有の伸縮に十分に対応した施工が必要です。

樹種名

アジアンウォールナット
タイではロクファ(Rokfa)、ミャンマーではTaukkyan(タウキャン)など国によって様々な呼び方になる。

科目

シクシン科 ターミナリア属

木材の特徴

アジアンウォールナットの原木は一般的に中径木であるが、時には直径70~80cm、樹高は45mを超えることもある。
内樹皮は褐色を帯びた黄色でタンニンを含み、外気にさらされて暗色となる。
アメリカンブラックウォールナットより、かなり硬く重いが、粘り気は少ない。
一般にアジアンウォールナットは縞模様があるところから、キャビネット、家具などによいとされている。
最近は原木の出荷量が減り、幅広のフローリングの入手はかなり難しくなってきた。

産地

ミャンマー、タイほか東南アジア様々な国で取れる。

心材は灰褐色~濃灰褐色。辺材は白色~黄褐色。

硬さ

木材の部類ではかなり、硬くて重い部類になる。

気乾比重

0.7~1.1

アジアンウォールナット材の現地記録

■アジアンウォールナットの原木の写真です!

弊社創業者とアジアンウォールナットの原木です。~ミャンマー提携工場にて撮影。

角度を変えて撮影してみました。アジアンウォールナットの丸太は割れがよく入るので一枚ものが非常に取りにくい木材です。

丸太の近くに行って、断面を撮影してみました。

こちらは真横から撮影した写真です。迫力ありますね!

■アジアンウォールナットの原板(フローリング加工する前)の写真です。

アジアンウォールナットの原板を乾燥させているところです。高級なウォールナット色はいいですね。

後ろ姿で写っているのが、弊社創業者。アジアンウォールナットは乾燥がとても大事なので、我々が乾燥工程までしっかりチェックします。

■検品風景です!

ミャンマー提携工場での検品風景です。真ん中にいるの、弊社、創業者です。現地の人に指導していきます。

検品基準をリーダーの人にマンツーマンで教えていきます。日本からメールやFaxを送るだけでは品質の維持は難しいんです。

先ほど現地のリーダーに教えたことを、メンバーの方が実際に木を見て確認しています。このようにしてチーム全体に基準を浸透させます。

■みんなで記念撮影です!

真ん中が弊社、創業者。こちらの工場のスタッフはとてもアットホームでみんな家族みたいに仲がいいんですよ。

右から5人目が店長です。お隣で写っている方はミャンマーのスカートのロンジーを着用しています。ミャンマーは男性もスカートをはきます。

■番外編~アジアンウォールナットの産地のミャンマーの風景

弊社のスタッフがミャンマーでいつも滞在するホテルからパゴダ(ミャンマーのお寺)が見えるんですよ。真ん中に小さくみえるやつです。

この写真が先ほどのパゴダの中です。きらびやかでしょう!この写真は早朝の6時に行って撮影しました。

ミャンマーで走っている車は日本の中古車ばかりです。道路は右側通行なのに、日本の中古車なのでハンドルは右ハンドルです。

買い物帰りの家族連れです。ミャンマーではこんな感じでほったて小屋のような小さなお店がよくあります。

ミャンマー料理です。少し辛いものもありますが、タイ料理ほど辛いということはありませんよ。

こちらがさきほどの料理を食べたレストラン。わりと清潔なお店なので、私達も含めて外国人がたくさん、利用します。

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