新築3階建てのロフト部分に、杉の無垢フローリングをご採用いただきました。
古来より日本の生活のなかで広く親しまれてきた、杉。力強い木目と大小さまざまな節、あたたかみを感じさせるやわらかな足触り、馴染み深い香りなど、なんとなく心が落ち着くような、気取らない安心感のある佇まいが現在でも人気を集めています。
産地や木材の部位によっても質や表情が異なる杉材ですが、無垢フローリングドットコムの『国産杉』は、四国や九州地方で産出される杉を、九州の工場で加工しています。丸太の中心寄り(心材)の『赤身』と、外側(辺材)の『白身』が混在する『源平』と呼ばれるグレードを扱っており、板によって色味や表情はさまざま。素朴で、どこかやんちゃな表情にも見えますが、経年で黄色み・赤みを増しながら濃くなっていく過程で、『源平』の色幅はほとんど目立たなくなり、落ち着いた統一感のある色合いにまとまります。
やわらかく、傷がつきやすいことで敬遠される向きもある針葉樹ですが、こうしてロフトスペースなどのプライベートなくつろぎ空間に使用して、裸足で歩いたり、床に座ったり、ゴロゴロしたり...といった過ごしかたを希望される方は、やはりたくさんおられます。靴を脱いで過ごす床の『原点』のひとつとして、一度は体験してみていただきたい素材です。
設計:
株式会社ジェネシス
施工:
株式会社ジェネシス