マンションのリノベーション案件に、チークのヘリンボーンをご採用いただきました。
『世界三大銘木』の一角として不動の評価を得ているチーク材は、いわゆる『本チーク』と言われるミャンマー産のほか、タイやラオス、インドネシアなどの東南アジア諸国から産出され、日本にも輸入されています。
こちらのチーク材は、ミャンマー産チークの苗や種から植林栽培したインドネシア産チーク。ミャンマー産に比べて明るめの色味とすっきりした木目、環境への負荷が少ない植林材であることなどが特徴です。チーク材特有の赤味を増す経年変化、油分を多く含むことによる耐水性の高さや使用に伴って増してくるツヤ、防蟻性の高さなど、チークらしさをしっかりと備えた良材です。
南ヨーロッパの住宅のようなこちらのお住まいでは、そんなインドネシア産チークのヘリンボーンをご採用。様々な素材が組み合わさった空間のなかで、緻密に組み上げられたヘリンボーンの床が、お部屋の空間に芯が一本通ったような上品さを醸し出しています。各素材の表情や質感、形状によって受ける印象の違いといったものをしっかりと把握し、それぞれを見事に活かした、目配り・気配りと組み合わせの妙が光るお住まいです。
設計:
向坂建築設計事務所