マンションのリノベーションに、アカシアのユニタイプをご採用いただきました。
やせた土地でも育ち、生育が早いアカシアは、パルプや燃料として、また建材や家具・食器など各種木製品の材料として、近年特に幅広く活用されています。産地によって色味や比重、木質などの個性が大きく異なる、身近ですが非常に興味深い木材です。
こちらのアカシアは、ベトナムで産出された木材を現地で加工したもの。比較的すべすべした滑らかな感触と、明るいベージュ~濃いブラウンが混在する落ち着いた色味が特徴で、そのなかでアカシアらしい大きな色幅、節や白太が目立ちます。ワイルドな見た目ですが足当たりは優しく、硬すぎず軟らかすぎない、無垢材らしい居心地の良さがうれしいフローリングです。
こちらのお部屋では、異素材を組み合わせた端正な空間にあって、アカシアの節や色味がナチュラルな遊び心を演出。幅広い色味を含む分、インテリアの許容範囲が広いため、「えっ、こんな使い方もできるんだ」と思わせてくれるのもアカシアの面白いところです。
設計:
向坂建築設計事務所