都心に点在する「狭小敷地」や「変形敷地」に対して、フルボリュームの広々とした建築の設計を得意とされるアーキブラスト様にご採用頂きました。
こちらの物件は、約18坪と決して広いとは言えない敷地面積ですが、陽射しが入る方向を考慮して巧みに配置された採光窓と、3階まで続く広めの吹き抜けに設けた鉄骨階段により、まるで光庭があるような、明るく開放感のある空間を創出しています。
そんな「光庭のある家」の2階リビングに、アメリカンブラックチェリーの床材をご採用いただきました。きめ細かくなめらかな木肌はしっとりとして心地良く、ずっと触っていたくなるほど。経年により、当初の淡紅色から深みのある飴色へと変化し、木目も目立ちにくくなることで、素材感が強すぎることのない、やさしく暖かみのある表情を魅せてくれる銘木です。
また、3階の移動スペースの天井には、レッドシダーをご採用いただきました。それぞれの板ごとにはっきりとした色味・木目の個性があり、この自然素材ならではの「ゆらぎ」が、住む人の心身を和ませてくれます。
設計:
一級建築士事務所アーキブラスト(株式会社バレッグス)
使用木材 |
アメリカン ブラック チェリー 複合(挽板)一枚もの(床暖房兼用)ナチュラルフローリング (AC9OS) |
施工現場 |
東京都 個人住宅 |
塗装状態 |
オスモ自然塗装 |