昨今の脱炭素・SDGsへの取り組みに関心が集まるなか、大阪・梅田に新たに建設された木造商業ビルのオフィススペースに、杉のマルチレイヤー(突板)パネリングをご採用いただきました。
このマルチレイヤー(突板)パネリングは、壁・天井材は薄くて軽いものが望ましいけれど、木材は薄くすればするほど反りや割れが発生しやすくなる...というジレンマを解決するため、寸法安定性が高いMDFに0.2mm厚の単板を貼り付けたもの。総厚5.9mmという薄さと精度を実現し、環境にも優しい、という商品です。馴染み深い杉材の、大きな節が入らない綺麗なグレードの突板を使用していますので、和風になりすぎず、山小屋風に偏ることもなく、木材ならではの素材感を感じさせつつ綺麗な空間に仕上がります。
こちらのオフィスでは、アメリカンブラックチェリーの床材もあわせてご採用いただきました。赤みを帯びた天井材と床材のコントラストも美しく、「ビオトープのある暮らしを創造する」をコンセプトとした新型木造ビルらしく、まさに1本の大きな樹木に人々が集まるように、穏やかな雰囲気で室内を包み込んでくれています。
設計:株式会社東急設計コンサルタント
使用木材 | 国産杉 複合(突板)パネリングナチュラル (SFPAT) |
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施工現場 | 大阪府 オフィス 施工現場 |
塗装状態 | つや消しウレタン塗装 |
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