バーチ材の豆知識
1.バーチ材の豆知識
バーチはカバノキ科に属する落葉広葉樹で、日本でも軽軟なシラカバや非常に硬質で家具に重用されたマカンバ、ダケカンバなどが知られています。桜に似た穏やかな木目から、木材業界では『カバザクラ(サクラ)』と俗称されますが、バラ科の桜とは全く別の樹木です。無垢フローリングドットコムでは白~淡黄色のバーチを『バーチ(カバ)』、ピンク~赤味の強いバーチを『サクラ』として販売しています。
広葉樹の中では軟らかめの部類で、サラサラとした手触りが心地良く、保育園や幼稚園でよく採用されています。木目が控えめで素材感を強調しないため、お部屋を明るく洗練された雰囲気にしてくれます。
バーチの詳細情報
カバザクラ
2.バーチ材の現地記録
バーチ(カバ)の原木の写真です!
こちらは中国のハルピンの製材工場の写真です。このように丸太が積み上げられてます。
大量のカバの丸太です。
このようにチェーンソーで一定の長さに切っていきます。同じぐらいの太さの丸太を同じ場所へ集めていきます。
別の角度から写真を撮影してみました!
バーチ(カバ)の原板(フローリング加工する前)の写真です。
カバの原板を積み上げています。手前に写っているのが、弊社の女性社員です。~中国、ハルピン提携製材工場にて撮影。
同じく、カバの原板です。とてもきれいに整頓されています。
バーチ(カバ)の原板チェック風景の写真です。
カバの原板のチェックです。一番右の女性は含水率をチェックしています。真ん中は弊社創業者です。
バーチ(カバ)の加工風景の写真です。
カバフローリングの加工風景です。こちらはダブルエンドテノーナーという機械で短い方のサネを加工しています。
こちらはカバフローリングの表面をワイドサンダーという機械でサンディングして滑らかにしています。
検品風景です!
このように二人一組になって検品していきます。
みなさん、目が真剣です!こちらは最終工程の検品になるのでみなさん集中していますね。
右が弊社、創業者です。今回の検品は特に問題がないのか温和な顔つきです。
工場内のモニターです。工場内の各セクションが見れるようになっています。
みんなで記念撮影です!
工場の幹部の方と一緒に記念撮影しました。右から二人目が弊社創業者です。
番外編~バーチの工場に行った時に撮影した中国の風景
鴨緑江(おーりょくこう)です。中国と北朝鮮の国境になっている川です。黄海につながっています。
鴨緑江から北朝鮮側の山の写真を撮ってみました。なぜか全然、木が生えていない。なんか異様な感じにも思えました。
この列車はハルピンから製材工場まで行くのに使った汽車です。
これがその時の切符です。黄河というところまで行きました。
ハルピンで食べた料理の数々です。
大連空港の前で創業者が記念撮影。大連はハルピンに比べれば寒さが緩んでいます。
3.バーチ材をフローリングにした時の特徴
バーチは明るい色味と穏やかな木目が特徴で、割れやささくれなどが出にくい木質ということもあり、保育園や幼稚園、ヨガスタジオなどのご採用例が多いフローリング材です。硬すぎずソフトな踏み心地と相まって、控えめながらあたたかく柔らかな雰囲気を演出してくれます。
4.バーチ材の経年変化
バーチ(カバ)は日焼けすると黄色味が若干強くなっていきます。
日焼け前
日焼け後
※掲載の写真はおおよそ3年程度の経年変化の写真です。日当たりによっては画像のような変化が見られない場合があります。
5.バーチフローリングの施工写真
2005年から無垢フローリングのインターネット販売にチャレンジしてきた弊社には5,000枚以上のフローリング施工写真があります。
多くの設計士様、施工業者様、お施主様にご協力をいただき、これだけの物件数の施工写真を掲載することができました。
現在検討中の物件/ご自宅の改装など、無垢フローリングのご使用を検討する際の参考としてご覧ください。