ローズ材の豆知識

もっと知りたい!?ローズの豆知識

1.ローズ材の豆知識

ローズは、フローリング材としては赤みを帯びた濃紫色または暗紫色で、木目がはっきりしており、表面の硬さはやや硬い部類に入ります。無垢フローリングドットコムで取り扱うローズは、インドローズの種をインドネシアで蒔いて育てたものです。

インドネシアは気温が高く雨量も多いので、育ちが早く30年で幹の直径が50cmになりますが、育ちが早い分、通常のインドローズよりは木目が粗めです。

ローズは高級な装飾用材として、家具、寄木細工、キャビネット、楽器、額縁、フローリング、食器などに幅広く利用されています。近年、原材料の伐採規制のため、極端に工場からの出荷量が減っており、入手が非常に困難な樹種の一つなので、発注前に必ず在庫確認をお願いいたします。

ローズの詳細情報

樹種名
ローズ(インドネシアローズ)
紫檀・ソノケリン
科目
マメ科のDalbergia属の広葉樹(散孔材)
木材の特徴
ローズはマメ科の広葉樹。ローズウッドという呼称は、ある特定の科や属の樹種に対して与えられているものではなく、元来バラの香りを多少とも有している木材につけられたものであるが、さらに色や材質などでそれに似かよった材にもつけられているようである。従ってこの呼名のある樹種は広い範囲にわたり、8科20属35樹種にもまたがっていると報告されている。
無垢フローリングドットコムのローズは、インドローズの種をインドネシアで植林して育てたもの。インドネシアは気温も高く雨量も多いので育ちが早く、30年で直径50cmにもなる。ただし、育ちが早い分だけ、インドローズよりも目が粗い。曲木にも使えるのではないかと思うほど粘りがある。
産地
インドネシア
心材は赤みを帯びた濃紫色ないしは暗紫色、また緑がかったものもある。辺材は淡い黄色。紫から黒の不規則な縞を持つ。
硬さ
木材の部類では硬い部類になる。また重量も重い。耐久性は高い。
気乾比重
0.75~0.82

2.ローズ材の現地記録

ローズの原木の写真です!

ローズの原木写真1

ストックヤードにあるローズの原木です。この時はそれなり木がありました。~インドネシア提携製材工場にて撮影。

ローズの原木写真2

アップで撮影しました。

ローズの原木写真3

丸太の皮を剥いだあと、八角形のカットされた丸太です。このように八角形にして運搬することが多いです。

ローズの原木写真4

こちらは先ほどの丸太を1/4程度にカットして積み上げた写真です。このように用途に応じて丸太をカットしていきます。

ローズの原板(フローリング加工する前)の写真です。

ローズの原板(フローリング加工する前)の写真1

工場の中にあるローズの原板です。この原板が加工されてフローリングになります。

ローズの原板(フローリング加工する前)の写真2

1パレットだけ出してもらって撮影してみました。

ローズの原板(フローリング加工する前)の写真3

フローリング加工する直前の写真です。

ローズの原板(フローリング加工する前)の写真4

アップで撮影してみました。

検品風景です!

ローズの検品風景1

ローズの検品風景です。検品は女性が担当することが多いです。

ローズの検品風景2

一番、右に写っている男性がこちらのマネージャー。マネージャーも検品します。

ローズの検品風景3

弊社の創業者(写真の一番左)も検品に入ります。このように一緒に検品して検品基準を現地の人と確認していきます。

みんなで記念撮影です!

みんなで記念撮影風景1

検品後のヘリンボーンフローリングです。

んなで記念撮影風景2

商品の仕上がりがいいのか満面の笑みですね。

んなで記念撮影風景3

事務スタッフの方です。手に持っているのは貴重な150mm幅のローズです。

んなで記念撮影風景4

弊社の創業者(写真右)と工場の幹部の方で記念撮影した写真です。

番外編~ローズの工場に行った時に撮影したインドネシアの風景

インドネシアの風景写真1

東南アジアのホテルに宿泊すると、よくこんなフルーツが部屋に置いてあります。日本の旅館のお茶とお菓子みたいな感じですね。

インドネシアの風景写真2

東南アジアの方は金が大好き!インドネシアもこのような金のお店をよく見ます。金を資産と考える人が多いのか、とにかく金ショップが多いです。

インドネシアの風景写真3

インドネシアにはこのような小さなお店がたくさんあります。

インドネシアの風景写真4

島国のインドネシアはこのような海岸沿いの道路がたくさんあります。

インドネシアの風景写真5

インドネシアではこのように道端でフルーツがよく売られています。

インドネシアの風景写真6

左に写っているのが弊社の創業者。よくこのようにフルーツを道端のお店で食べていました。

3.ローズ材をフローリングにした時の特徴

ローズといえば紫色を想像される方が多いですが、赤みを帯びた濃紫色ないし暗紫色、また緑や黄色がかったものもあります。そのため無垢フローリングドットコムのローズは調色塗装をすることで色のばらつきを抑えています。またローズは日焼けすると赤味を帯びながら色が薄くなっていきます。

4.ローズ材の経年変化

ローズは日焼けすると赤味を帯びながら色が薄くなっていきます。

ローズの経年変化前

日焼け前

ローズの経年変化後

日焼け後

※掲載の写真はおおよそ3年程度の経年変化の写真です。日当たりによっては画像のような変化が見られない場合があります

5.ローズフローリングの施工写真

ローズのイメージ画像

2005年から無垢フローリングのインターネット販売にチャレンジしてきた弊社には5,000枚以上のフローリング施工写真があります。
多くの設計士様、施工業者様、お施主様にご協力をいただき、これだけの物件数の施工写真を掲載することができました。
現在検討中の物件/ご自宅の改装など、無垢フローリングのご使用を検討する際の参考としてご覧ください。