フローリングの黒ずみの原因と対処商法

フローリングが黒ずんできてしまったことはありませんか?黒ずみを完全に除去できるとは確約できませんが、対処方法はございます。原因によって対処方法が変わってきますので参考にしてください。

●石鹸水などアルカリ性の液体が付着した場合
表面が植物オイル仕上げのほとんどは石鹸などのアルカリ成分が付着すると黒ずみとなってしまいます。普段、日常生活で使用する洗剤の場合、黒ずむ場合と黒ずまない場合があるのですが、お引渡しの前のクリーニング等でサッシなどをクリーニングする強アルカリ性の洗剤が床に付着した場合、ほぼ間違いなく黒ずみが発生します。 このような場合はアルカリ成分を中和する形でお酢など酸性成分のものを塗ると黒ずみが軽減される場合があります。その後、サンディングをして同じ植物系オイルを塗って仕上げます。 お酢などを塗る場合は、まず目立たないところで大きな変色がないか必ず試すようにしてください。
なおこの方法はウレタン塗装では使えません。
詳しくはこちらのブログを参考にしてください。
https://www.muku-flooring.com/blog/?p=505
●カビが発生している場合
黒ずみがカビである場合はこの方法では取れません。カビが原因である場合は「カビが生えた。どうしよう」をご覧いただき対応ください。
●ウレタン塗装のワックス成分が劣化している場合
ウレタン塗装にワックスを塗っている場合、ワックスが劣化している場合に黒ずみが発生します。ワックスは時間とともに劣化していきます。またよく歩く場所などは劣化が早いです。このような場合はワックスメーカーの指示にしたがいワックスを剥離、再塗装してください。
●そのほか通常の汚れで黒くなっている場合
お子さんの足の脂など、通常の汚れで黒くなっている場合もあります。この場合、塗装状態によって対応が異なります。
・自然塗装の場合
自然塗装の場は塗っている植物オイル専用のクリーナー液で汚れを取ってください。
・ウレタン塗装の場合
中性洗剤を薄め、固く絞った雑巾で除去してください。
※どちらの塗装もまず目立たないところで試してから行ってください。

下記の記事もあわせて御覧ください。

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