アメリカンブラックチェリー材の豆知識

もっと知りたい!?アメリカンブラックチェリーの豆知識

1.アメリカンブラックチェリー材の豆知識

お花見の桜と同じバラ科サクラ属のアメリカンブラックチェリーは、メープルやブラックウォールナットと同様の散孔材で、ずっと触っていたくなるようなきめ細かくなめらかな木肌が特徴です。

赤黒い実をつけることから『ブラック』チェリーと呼ばれており、経年変化前の材は淡紅色で木目が強く感じますが、短期間で飴色へと劇的に変化し、それに伴って木目の印象が落ち着いて暖かく上品な雰囲気になっていきます。同じ暖色系のマホガニーやチークと並び、その手触り、経年変化による美しい色合い、使い込むほどに艶を増す木肌などから、内装材や高級家具用として非常に高い人気を誇る木材です。

アメリカンブラックチェリーの詳細情報

樹種名
アメリカンチェリー
アメリカンブラックチェリー
科目
バラ科のサクラ属の広葉樹
木材の特徴
アメリカンチェリーはバラ科サクラ属の広葉樹である。アメリカンチェリーの実は、ポリフェノールや鉄分が多く含まれることから動脈硬化防止、高血圧の予防、視機能の改善などが期待されている。材木は家具やフローリングに、実は食用に使えるなどすべての部分を利用できる樹木である。
産地
北米の東部地域。
淡い赤色。
硬さ
硬くも柔らかくもない中程度の硬さ。
気乾比重
0.5~0.6

2.アメリカンブラックチェリー材をフローリングにした時の特徴

アメリカンブラックチェリー材は劇的な経年変化が大きな特徴で、ベージュ寄りで木目が強く感じられる当初の状態から、次第に赤みを伴って深みを増していき、それとともに木目の主張が弱まって非常に上品な表情へと変化します。時を重ねるほどに、つややかに滑らかにその趣を深めていくチェリー材は、まさに「時を経ても住む人と呼応する」フローリングと言えるでしょう。

3.アメリカンブラックチェリー材の経年変化

アメリカンブラックチェリーはこちらのように日焼けで深い色に変化していきます。

アメリカンブラックチェリーの経年変化前

日焼け前

アメリカンブラックチェリーの経年変化後

日焼け後

※掲載の写真はおおよそ3年程度の経年変化の写真です。日当たりによっては画像のような変化が見られない場合があります。

5.アメリカンブラックチェリーフローリングの施工写真

アメリカンブラックチェリーのイメージ画像

2005年から無垢フローリングのインターネット販売にチャレンジしてきた弊社には5,000枚以上のフローリング施工写真があります。
多くの設計士様、施工業者様、お施主様にご協力をいただき、これだけの物件数の施工写真を掲載することができました。
現在検討中の物件/ご自宅の改装など、無垢フローリングのご使用を検討する際の参考としてご覧ください。

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