無垢フローリングの施工と言えば工務店さんやリフォーム業者さんにしてもらうものと思われがちです。
しかし、プロほど上手に、かつ早く、施工できるという訳ではありませんが、無垢フローリングをご自分で施工することもできます。
今回は本社ショールームのディスプレイ用フローリングをパートさんに施工してもらった時の写真にて、DIY施工の簡単な施工方法をご説明します。
【用意するもの1】インパクトドライバー
通常、大工さんはタッカーと呼ばれる道具で二股釘を使い施工していくのですが、素人のDIY施工はこちらのインパクトドライバーでビス止めしていくのがおすすめです。
なぜなら素人施工はプロの大工さんと違って、釘止めの時に失敗してしまうことが多いのですが、失敗したときにインパクトドライバーであれば逆回転させてビスを抜くことができるからです。
【用意するもの2】直径2.5mm程度までのフロアー用ビス
(今回はダンドリビスの長さ27mmを使いました。できれば長さは45mm程度あると理想なのですが、今回は下地の高さがあまりないので27mmの長さのビスにしています。)
【用意するもの3】1液ウレタンボンド(今回はコニシの床職人を用意しました。)
無垢フローリングを施工する場合は必ずウレタンボンドをご使用ください。水性ボンドを使用すると床材が反る場合があります。
【用意するもの4】丸のこ
【1】まずウレタンボンドをフローリングの裏面か写真のように先に下地合板に塗布します。
【2】フローリングを下地合板の上にセットします。女性の場合は、この写真のように、フローリングの上に身体を乗せ、体重をかけ、フローリングと下地材をきっちり圧着するように施工するとビスを打ち込んだ時にフローリングが浮き上がらなくていいですよ!
【3】ビスを斜め45℃に持ち、オスザネの上面の角からインパクトドライバーでビスをねじ込んでいきます。
ある程度フロアー用ねじがフローリングに入ったら、あとは手を離してインパクトドライバーだけでねじ込んでOKです。
【4】最後は頭が出ないように奥までビスをねじ込みます。硬い木材(ナラとかアジアンウォールナット)などはビスの頭部分が残る場合があります。その場合は先にリード穴を開けてビスの頭部分が奥まで沈み込むようにします。
これで完成です。この作業を繰り返していきます。やはり大工さんに頼んだ方がきれいに仕上がるのは間違いないのですが、「少しでも出費を抑えたい」「そもそも、DIYが大好き!」という方は、ぜひトライしてみてください!!