メルバウ材の豆知識 メルバウ材の豆知識

メルバウとは、マメ科の広葉樹で、マダガスカルから東南アジア、ニューギニアを経てオーストラリア、ソロモンなど広く分布している樹種である。非常に重厚な木材で、シロアリにも強く、耐久性が高く、ヨーロッパでは非常に人気が高い樹種の一つである。防虫剤の注入は困難である。

樹種名

メルバウ
フィリピンではインピール (Ipil) 、ニューギニアではクウイラ (Kwila) 、マレーシアやインドネシアではメルボウ・メルバウ・メルバオ・マルバオ (Merbau)と様々な呼び名で呼ばれている。メルバウとは、マレー語地域におけるInstia属の樹種の総称となっている。日本では太平洋鉄木などと呼ばれることもある。

科目

マメ科 Instia属 広葉樹

木材の特徴

肌目は粗で、木目に沿って白い石灰のようなものが入っていることがあるのが特徴です。日焼けをすると表面の色が赤っぽい暗褐色になります。加工性もいいので、高級な床材、キャビネット、家具、楽器などに使用されるほか、耐久性が高いことから、デッキ材、枕木、構造材、橋梁などにもよく使われます。ただし屋外で使う場合は、雨に塗れると木材から「あく」が出てくるので、デッキ材などで使う場合はあくがでることを想定して施工することが必要です。

産地

タイ・インドシナ・アンダマン諸島、マレー半島から東南アジアの島々を経てニューギニアに広く分布している。

心材は伐採直後は黄色、またはオレンジ色を帯びた褐色であるが、外気に触れると暗褐色あるいは、赤みを帯びた暗褐色になる。辺材は灰黄色ないし淡黄色。

硬さ

木材の部類ではかなり硬い部類になる。また耐久性も高く、ヨーロッパでは非常に人気のある木材である。

気乾比重

0.74~0.90

メルバウ材の現地記録

■メルバウの原木の写真です!

こちらがメルバウの原木の写真。真ん中に写っているのが弊社、創業者です。~インドネシア提携製材工場にて。

店長も一緒にメルバウと記念撮影です。店長の身長が169cmなので丸太の大きさがすぐわかりますね。本当に大きな丸太です。

丸太をチェーンソーでカットしているところ。あまりに大きいので製材機に入れる前に人の手である程度切ります。右が弊社、創業者です。

馬乗り(?)になってメルバウの原木と格闘しています。はっきり言って、体力勝負です。

■メルバウの原板チェック風景の写真です。

こちらは長手方向のサネができてから、再度チェックをしている様子です。品質基準に合わない部分はチョークでチェックを入れます。

■検品風景です!

二人一組で検品していきます。工場の中は木粉が舞っているのでみな さん、マスクをされてますね。~インドネシア提携工場にて

真ん中にいるのが弊社、創業者です。

マスクを取って記念撮影です。 「わたくしたちが検品していま~す!」

こちらはヨーロッパ向けのメルバウのパレットです。ヨーロッパは環境問題のこともあり、カートンボックスを使わないことが多いそうです。

■みんなで記念撮影です!

右から二人目が弊社、創業者。写真に写っているフローリングはヨーロッパ向けのメルバウ。まだ機械から出たところなので、表面は木屑だらけです。

工場の幹部の人たちと、一緒に記念撮影しました。(一番左が弊社、創業者。)

■番外編~メルバウの工場に行った時に撮影したインドネシアの風景

インドネシアは島国。このようなきれいな海岸線がたくさんあります。

夕暮れのインドネシアの港です。心がとても洗われる、ひとときですよ。

こちらはインドネシアのよくある住宅の風景です。田舎に行くと、こんな感じで平屋の家が多いんです。

この写真は私達がよく行くインドネシアの地方の空港です。みんな滑走路を歩いて飛行機に乗り込みます。(日本では考えられない・・・)

こちらはさきほどの空港のターミナルです。はっきり言って、ほったて小屋です。インドネシアの地方の空港はこんな感じなんですよー。

インドネシアでは道端でよくフルーツを売っています。弊社の創業者もよく、こんなところで、腰かけて、フルーツを食べてます。

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